Runge-Kutta 法は、常微分方程式の初期値問題の数値解法の一種である。

導入

問題設定

常微分方程式の初期値問題では、一つの未知変数とその従属変数から勾配が決まるシステムに対し、初期値を与えてそこを通過点とする経路を求める。よくある応用は、未知変数が時刻の場合で、これは初期状態からどのように時間発展するかを求めるのに等しい。

イメージとしては、時間を川の流れ、値をそこに浮かべた木の葉のように見立てるといい。