関数 without_provenance
Since 1.84.0 (const: 1.84.0) · Sourcepub const fn without_provenance<T>(addr: usize) -> *const T与えられたアドレスから起源なしでポインタを作成する。
これは
ptr::null().with_addr(addr)と等価である。起源がないため、このポインタは実際の割り当てと関連付けられていない。そのような起源のないポインタは (適切にアラインされていれば) ゼロサイズのメモリアクセスに使えるが、起源のないポインタでの非ゼロサイズのメモリアクセスは UB である。起源のないポインタは
usizeアドレスの変装にすぎない。これは
addr as *const Tと異なる。後者は以前に公開した起源を拾ってポインタを作成する。その操作のさらなる詳細はwith_exposed_provenanceを見よ。これは厳密な起源の API である。